• 朝ごはんは『神仙ソルロンタン』へ。漬けたばかりの酸味のないキムチがおいしい。白濁したソルロンタンと白ごはんを完食。牛だしのスープだけどこってりしておらず相変わらずおいしいと思ったが、伯母と従妹は口に運ぶたびに「味が変わった」とうるさい。「おいしけりゃいいじゃん」とぼそっと言ってみるも無視されて最後まで納得いかないまま食事終了。
  • ショッピング前にまずは両替へ。どうやら南大門がレートが良いそうなのでタクシーで向かう。昼間に来たのは5年以上ぶりだけど、相変わらずの賑わいで12時前なのに一山の黒だかり。街の外れで看板も掛けずお金を数えてたハルモニにレートを聞くと電卓で「75」と。銀行より遥かに良かったのでそこで大方の金額を両替して、ついでなので南大門を散策。
  • レディースファッションビルに入ってみると、1階はおばちゃん服ばかりでかなりの賑わいだったが、2階、3階は客も少なく店舗も半分くらいしか入っておらず閑散としていた。最近の若い子たちはここには来なくなったんだろう。なんだか寂しい気もする。
  • 伯母が洗顔石鹸やら頼まれものの高麗人参カプセル、海苔を山ほど買ったので、一旦ホテルへ戻り休憩。私はそのあいだに明洞でチープコスメショップを渡り歩き、サンプルゲット。
  • 明日が韓国の丑の日らしく参鶏湯を食べる習慣があるというので、有名な土俗村(トソクチョン)へ。4時頃だったがお客はいっぱいでみんな黙々と食べていた。入り口で見た鶏の丸焼き「トンタッ(ほんとはッではなくてクの小さいの)」をひとつと参鶏湯をふたつ、ビールを注文。白菜キムチとカクテキ、高麗人参酒がまず出てくる。しばらくするとグツグツ煮えた参鶏湯が。白濁したスープには味がほとんどついてないので塩とこしょうで味を調えてから、やわらかい鶏ともっちりのもち米と一緒にスープを食す。トンタッは初めて食べた。皮は脂が落ちパリッとして香ばしく、肉はふんわりやわらかい。スイートチリソースに似たソースをつけて食べるのだがこれまた良い塩梅で食が進む。鶏自体には味がついてないので塩でも良いしソースでもよくて、参鶏湯よりトンタッばかり食べてた。最後には食べすぎで気持ち悪くなりそそくさと店を出る。
  • 店を出てからしばらくしても気持ち悪いしお腹も痛くてタクシーに乗れなかったので、近くの景福宮キョンボックン)を散策することにする。伯母にも従妹にも気を遣わせてしまって申し訳ない気分だったが、とにかく真っ直ぐ立って歩けないほど辛く、会話もなしにひとりたったか歩いてひとやすみ。ふたりには宮を一周して来てもらうことにして、私はもったいないほどの広場にぽつんと立ってる宮を遠めに見ながら、調子に乗った自分を呪った。
  • 一時間ほどして調子が良くなってきたのでタクシーでホテルへ戻る。すっかり調子の良くなった私はひとりで明洞散策へ。チープコスメを買い漁り、頼まれもののCDを山のように買ってから、屋台で伯母のためにビールのつまみを仕入れてから一旦ホテルへ戻った。ひとやすみして今度は従妹とでかける。クロエやマークのタグを切った洋服ばかり集めたショップで、ブルーグレーのノースリーブシャツとドクロの刺繍のベルトを購入して閉店時間。明洞の一番端にあるカフェでパッピンス(かき氷)を食べながら、だらだらと1時間ほど話した。
  • 帰宅は0:30。あまり寝てないのに疲れてない。明日の朝はキンパプ(海苔巻き)を食べることにして就寝。