• 今日も今日とてリビングで朝まで寝てしまい、荷造りは出発当日という体たらく。行き慣れた韓国だし荷物もほとんどないので助かったけど、気が重いと旅の前でもだらけてしまう自分が忌まわしい。
  • 自宅から空港までは大雨だったが、ソウルに到着すると晴れ。空港の外換銀行でのレートは10000円=728000W。あまりの安さに驚いたが、とりあえずの金額のみ両替してから、予約していた携帯を受け取り、空港から明洞までバスで移動。
  • 宿泊は乙支路入口駅近くのメトロホテル。降ろされたバス停前に思いがけない人が!いま一押し(己のみ)のチ・ジニが外換銀行の壁にドドーンと。思わず写メ撮ってさっそく待ち受けにしてみたり。日本ではしないくせに韓国行くと頭がおかしくなるようだ。


  • ホテルへはバス停から歩いて3分くらい。1階にはスムージーキングがあってわかりやすく、地下鉄の駅やタクシー乗り場もすぐそばなので移動にはすごく便利だ。部屋は改装したばかりなのでキレイだし、スーツケースを広げられるほどのスペースもあって、1人1泊8000円弱はお徳。フロントには日本人スタッフが常駐しててハングルがわからない人でも安心。しかし・・・韓国人と間違ったほどの愛想の悪さであまり気分の良いものではなかった。
  • バイトが終わった従妹(語学留学中)が到着したので、韓定食屋の『ハン?チョン』へタクシーで移動。明洞からは15分ほどの距離のところでタクシー料金は6000Wくらいだった。ちょっとわかりにくい場所にあって探したけど、それもまたおもしろく、この辺りは伝統的な作りの古い家(だけどとてもピカピカ)がたくさん残ってる場所で夕涼みしてるハルモニが居て雰囲気がかなり良い。
  • ようやくみつけた『ハン?チョン』も同じく古民家(農家?)を食堂にしてるところで良い風情。ロの字に建ててあるので、一歩入るとキムチやテンジャンの古い臺がたくさん並んだ中庭があり、一気に気分がやわらぐ。感じの良いアジュンマが出てきて、庭が見える席に案内してくれた。
  • 食事は、夜コースで一番安い1人32000Wのコースを頼む。まずは大豆のお粥(ご汁みたいなの)にはじまり、九節板(クジョルパン)や野菜のおかずが次々出てくる。その合間にカルビチムやイシモチの焼いたの(かなりふわふわでおいしかった。こんなにおいしいイシモチを食べたのはここが初めて)、シンソルロ(しゃぶしゃぶ鍋みたいなんで作ったスープ)、うなぎの蒲焼、テンジャンチゲ、ごはん。〆は少し酸味のある甘いお茶と韓国の餅。
  • 料理はどれも本当に美味しいのだが、いかんせん(量というより)数が多すぎて食べきれず、かなり悔しい思いをした。食事の後は中庭にいた猫と一緒に涼みながら一服。


  • 従妹の友達に頼んで20時からの「Jump」を予約していたので市庁(シチョン)近くのJump専用劇場へ。あまり広くない劇場だったので中段でも特に問題なし。劇はカンフーなどを取り入れたドタバタ劇で、台詞はハングルだが理解できなくても十分楽しめるもの。『8時だよ!全員集合!』みたいでゲラゲラ笑える。終了後はすぐに出演者全員のサイン会があったので、将来ビッグになった時のために一応全員分のサインをもらおうとパンフレットを購入し、ひとりひとりに握手してもらった。
  • Jump専用劇場は最近整備された清渓川(チョンゲチョン)が近くなので歩いて移動。川べりには人、人、人!現地の人たちはほとんどが川べりに座り足を水に浸け思い思いの時間を過ごしていた。落ちてくる水を裏側からライトアップしたりキラキラ光るオブジェがあったりと見た目が良く、川の水は想像以上にキレイで透き通っていた。水の音と涼しい風が気持ちよくて「ビール持ってくればよかったねぇ」と言いながら端まで歩く。
  • 周囲を見渡すとどうやら明洞近くのようなので、予想をつけて乙支路方向へ徒歩で向かう。伯母を部屋に帰してから従妹とふたりで明洞をふらふら散策。ショップはほとんど締まりかけてたのでコーヒーとチーズケーキをテイクアウトして部屋に戻る。なんだかんだで2:00就寝。